<2/23追記>
ご心配おかけしましたが、お陰さまで息子は元気になり、昨日から登校しています。
インフルエンザが急に流行ってきたようなので、みなさんも気をつけて下さいね。
スクラップブッキングには関係ないのですが、ブログを見て下さっている方の中には子供のいる方が多いと思うので、参考になればと思って書いています。
息子がインフルエンザA型にかかりました。
タミフルを処方され、朝・晩2回服用したのですが、就寝時に何度も悪夢にうなされました。高熱の時はうなされることもあるかな・・・と思っていたのですが、熱が下がり元気になっても、夜間すごくうなされて、隣で寝ている私はほとんど眠ることが出来ません。
「恐い~!」と叫ぶのは何度も。
「こちらの世界に戻りたい」とか、「蜂にさされた」、「変なモノがついている」、「声が出ない(実際には出てるのに)僕のしゃべり方変じゃない?」など、寝言とは思えない発言の数々。
じっとはしていられないようで、寝ながら足をバタバタしたり・・・とても苦しそうでした。息子は普段は寝つきが良く、眠りも深く、大きな地震でも目を覚ますことがありません。一晩に何度も目を覚ますのはとても珍しいことです。朝起きて確認しても、本人は「全然覚えていない」と言うのですが・・・。
タミフルは5日分処方され、必ず飲みきるように言われたので、
小児科に電話して「昼間は元気なのに、夜になるとうなされる」旨を受付の人に説明して、対処方法を聞きました。
私は「服用を止めて様子をみましょう・・・」というような答えを期待していたのですが、「医師に確認するので、30分後にまた電話して下さい」とのこと。
結局「本人を連れて受診しに来て下さい」と言われてしまいました。
考えてみれば電話で解決する問題ではなく、受診するのは当然なのでしょう。
嫌がる息子を
「タミフル服用の中学生が転落死」の新聞記事を見せて説得し、病院へ行ってきました。
待たされる覚悟をしていたのですが、「タミフルの件で電話した○○です」と告げると、すぐに診察してもらうことが出来ました。
息子に聴診器を当てたり、お腹を押してみたり、全身を観察してくれてから、
次のような説明を受けました。
タミフルの副作用はいろいろ言われていますが、インフルエンザウィルスによる症状の可能性も高いです。熱が下がっていてもウィルスはまだ活動しているので、そのせいでうなされたのかもしれません。
タミフルを途中で止めた場合、残っているウィルスが他の人に感染すると、耐性のあるウィルスに変化して、タミフルが効かない場合もあるので、タミフルは飲みきって欲しい。
また、一緒に処方した「鼻と咳の薬」に含まれるぺリアクチン(鼻の薬)も副作用が出る場合もあるので、その薬を止め、咳の薬とタミフルだけにして様子を見ましょう。
とのことでした。
元気とはいえ、病み上がりの息子を連れてもう一度病院へ行くのは、正直、億劫でしたが、
医師の説明はわかりやすく、納得できるものでしたので、やはり相談してみて良かったと思いました。
その小児科は、息子が赤ちゃんの頃からかかりつけの、とても信頼できるお医者さんです。息子は1歳から保育園で集団生活をしていたので、小さい頃は風邪をひいてばかり、高熱も数え切れないほど・・・点滴や入院したこともあります。
小学生になってからは、うそのように丈夫になり、小児科に行くことも年に1度ぐらいですが、いつも「大きくなったね~」とうれしそうに迎えてくれて、私は息子が小さかった頃のことを思いだし、懐かしさと感謝の気持ちで涙ぐみそうになります。
小児科不足の昨今、近くに信頼できるお医者さんがいるとは限りませんし、
タミフルの安全性も疑問が残るところですが、不安に思った時は医師に相談するのが大切だな・・・とあらためて感じたので、記事にしてみました。