雑誌『CK with SS』で、Ikukoさんがアクリル絵の具の記事を書かれていて、クラックリングメディウムを紹介されています。
そういえば、私、2月頃にクラックル(ひび割れ)の研究をして、ブログの下書きに入れたままだったことを思いだしました。
クラックルというのは、トールペイントの手法だと思うのですが、木が古ぼけてひび割れたような効果を出す手法です(私もあまり詳しくはないのですが・・・)。
一時クラックルに惹かれて、クラックル模様のスタンプも海外から取り寄せたのですが、使ってないな~(汗)。
こうゆう実験ものが好きなので(笑)、Weathered Woodというクラックリングメディウムを買って、トールペイント売り場の店員さんやり方を教えてもらって、さっそく挑戦~。
まずは、チップボードやスライドマウントにアクリル絵の具を塗ります。
ピンクの紙は、バジルのペーパーの半分だけに茶色のアクリルを塗ってみました。
紫のスライドはアクリルを塗らず、直接メディウムを塗ってみることに。
次にWeathered Woodを塗ります。
塗って3分ぐらいで、こんなまだらになってしまいました。いいのかな・・?
お店の方の話では、厚く塗った方が大きくひび割れるということだったので、2度塗りしました。
この段階で60分乾かします。
乾かしている間、ひまを持て余してしまったので、ネットでクラックリングを検索・・・。
詳しい作り方は見つからなかったのですが、「クラックル剤を均一に塗り、重ね塗りしないことがきれいなひび割れを作るコツ。2時間乾かす」と書いてあるサイトを発見し、慌てる~。
失敗してからまた2時間も待つのは耐えられないので、追加で3枚のチップスを用意して、一度塗りにしました。今度はメディウムを塗る厚さを多め(青)、中ぐらい(茶)、少なめ(ピンク)と替えてみました。やっと実験らしくなってきましたね・・・いい感じ。
青とピンクは上手くいったのだけど、茶色が最初の分のようにまだらになっています。なぜだ~~?
2時間経ったので、アクリル絵の具(白)をフォームブラシで塗ります。
ひと筆塗ったそばから、ひび割れが始まり、びっくり~。
わ~、すごい、おもしろい~~。
白のアクリルが完全に乾くと、こんな感じになります。
これはスライドマウント(紫)に直接メディウムを塗った分ですが、なかなかいけます。
これはあとから追加したピンク(メディウム少なめ)です。
一番きれいにクラックルが入りました。
最初に二度塗りした分は、ぼこぼこしすぎてあまり美しくありません。
しかたないので、ダイヤモンドグレースを塗ってみました。少しリカバリーできた感じ。
とても楽しいので、
追加であと3つ作ってみました。
メディウムを少なめにして、乾かす時間は1時間15分にしてみました。
左:スライドマウント(白)に直接メディウム→上から黒のアクリル。
黒のアクリルはフォームブラシの刷毛目が目だち、しかたなく2度塗りしました。
メディウムなしで、フォームブラシで1度塗りしただけでも同じような仕上がりにな
りそうです。
中:シルバーのアクリルで下塗り→メディウム→白のアクリル。
白にシルバーは色が近すぎて失敗~。
右:シルバーのアクリルで下塗り→メディウム→黒のアクリル。
墨の表面のような感じです。カフェのテーブルみたい。
シルバーではなく、ゴールドのアクリルで下塗りした方がきれいかも。
今度、ゴールドの絵の具を買って再挑戦してみたいです。
*私のブログにはこんな風に下書きだけして、非公開になっている記事が結構
あります。タグかレイアウトに仕上げてからアップしようと思っていたんだけど、
結局そのままになっていました。今からでもレイアウト作ってみようかな?
思い出させてくれたIkukoさんに感謝です。ありがとう~。